はじめに
8月4日──夏の終盤ながら、音楽界では毎年意外な“名曲の瞬間”が刻まれています。今回ピックアップしたのは、2000年〜2020年のこの日に特別な光を浴びた名曲3本。世代を超えて響くポップの熱量を、ユーモアと共にお届けします。
目次
- “It’s Gonna Be Me” – *NSYNC（2000年8月4日）
- “7 Days” – Craig David（2000年8月4日）
- “Love the Way You Lie” – Eminem ft. Rihanna（2010年8月4日）
“It’s Gonna Be Me” – *NSYNC（2000年8月4日）
2000年8月4日時点で、アメリカのBillboard Hot 100で週間チャート首位を獲得していたのが、*NSYNCの“It’s Gonna Be Me”。彼ら唯一の全米No. 1シングルとして記録され、その澄んだハーモニーと印象的な「bay‑bayyyyb」の歌い方で、ポップ・シーンに鮮烈な印象を残しました。
映像では、メンバーが“おもちゃの人形”として表現されるおもちゃ屋の世界観。現在でも「It’s Gonna Be May」のミームとして親しまれている名作ビジュアルと共に、2000年代初頭のポップ熱を象徴しています。
“7 Days” – Craig David（2000年8月4日）
英国では2000年8月4日付チャートにおいて“7 Days”がUKシングルチャート1位を記録。18歳のCraig Davidは英国最年少での連続1位アーティストとなり、滑らかなR&Bサウンドとドラマティックな歌詞が話題をさらいました。
MVは日常的でリラックスした映像が中心。Craigのヴォーカルの魅力が際立ち、初期のUK R&Bブームを象徴する一曲です。
“Love the Way You Lie” – Eminem ft. Rihanna（2010年8月4日）
2010年8月4日、Billboard Hot 100で7週連続No. 1を記録中だったのが“Love the Way You Lie”。EminemとRihannaの共演で生まれた衝撃作で、暴力的なラブストーリーを描くドラマティックな映像も強烈な印象を残しました。
ドミニク・モナハンとメーガン・フォックスが演じる激しい愛憎劇と、燃え盛る家を背景に歌うRihanna。楽曲の重厚なメロディと映像の緊張感が融合した、今なお語り継がれる傑作です。
結び
いずれの曲も、8月4日前後に頂点を極めた海外ポップスの代表作。*NSYNCのアイコン的ポップ、Craig Davidの英国R&Bブーム、Eminem×Rihannaの社会派ラヴストーリー。それぞれが時代と共に色を変えながらも、音楽としての熱さをまとっています。
夏の終わりに聴くと、あの日の情景がよみがえるような3曲。忙しい毎日でも、ふと耳を傾けて心に火を灯してみてください。
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