心を照らす名曲が並んだ6月30日:Katy Perry・Alicia Keys・Foo Fighters

ブログ

6月30日──ちょうど1年の折り返し。
でも音楽の世界では、そんな区切りよりもっと大事なことがあった。
この日に名曲が生まれ、歌われ、チャートを駆け上がっていったのだ。

ポップの常識を破った挑戦的な1曲。
魂に触れるようなピアノバラード。
そして、轟音の中に希望を見出すロックアンセム。

今日は、そんな3曲が刻んだ6月30日を追いかけます。

Katy Perry「I Kissed a Girl」全米1位継続(2008年6月30日 Billboard)

2008年6月30日付、Billboard Hot 100で全米1位をキープしていたのはKaty Perryの「I Kissed a Girl」。
センセーショナルなタイトルと歌詞に、「時代が変わった」と思った人も多かったはず。

女の子とキスをした、それをあっけらかんとポップに歌う。
でもその背後には“自分らしくあること”へのポジティブなメッセージがあった。

MVではレトロな演出とケイティの自由な魅力が全開。
単なる話題作では終わらない、ポップミュージックの更新だった。

Alicia Keys「No One」MV公開(2007年6月30日)

2007年6月30日、Alicia Keysの代表作「No One」のMVがYouTubeに初めて登場した日。
愛の力をまっすぐに歌い上げたバラードで、リリースから瞬く間に大ヒットとなった。

ピアノを中心に据えたミニマルなアレンジ。
そして何よりアリシアのソウルフルな歌声が、聴く人の心を掴んで離さない。

MVでは温かく柔らかい光に包まれながら、彼女がピアノを弾き、歌い、祈るように語る。
ただのラブソングではない、人生に寄り添うような一曲。

Foo Fighters「Best of You」UKチャート1位記録(2005年6月30日週)

そして2005年6月30日週、UKチャートで1位を記録したのが、Foo Fightersの「Best of You」。
アメリカのオルタナティブロックを代表する一曲として、今なお多くの人に歌われている。

「Is someone getting the best, the best, the best, the best of you?」
このサビの連呼、怒りと希望が同時に噴き出すようなパワーがある。

MVでは白黒を基調に、感情が爆発するような演奏シーンが映し出される。
ロックバンドの本質がここにある──そう思わせてくれる1曲だ。

6月30日、その叫びが時代を動かした

ジャンルは違えど、どの曲も共通していたのは「強さ」と「本気」。
Katyは挑発で、Aliciaは祈りで、Foo Fightersは叫びで、それを表現した。

6月30日──それは音楽がただの娯楽ではなく、
誰かの人生を支える“感情の武器”になったことを証明する日でもある。

Katy Perryの関連記事はこちらAlicia Keysの特集はこちらFoo Fightersの記録はこちら

コメント

  1. やまお より:

    選曲が時の経過を感じさせる

タイトルとURLをコピーしました