6月28日、電子と情熱が交差した音の軌跡──Daft Punk・The Strokes・The Killers
2000年代に突入したばかりの頃、音楽シーンには革新と混沌が入り交じっていた。 今日はそんな6月28日に生まれた、記憶を揺さぶる3つの楽曲に耳を傾けよう。
- Daft Punk「One More Time」リリース(2000年6月28日)
- The Strokes『Hard to Explain』リリース(2002年6月28日)
- The Killers「When You Were Young」先行公開(2006年6月28日)
Daft Punk「One More Time」リリース(2000年6月28日)
“もう一度”というタイトルの通り、この曲は何度でも聴きたくなる。フィルターのかかったボーカル、ディスコ×フレンチハウスなビート。2000年代の幕開けを象徴する、ダンスミュージックの金字塔だ。
The Strokes『Hard to Explain』リリース(2002年6月28日)
「説明するのが難しい」と歌うこの曲が、なぜこんなに刺さるのかを説明するのも難しい。ガレージロックリバイバルの象徴として、The Strokesは“クール”の再定義をした存在だった。今聴いても、鋭い。
The Killers「When You Were Young」先行公開(2006年6月28日)
ナイーヴな青年期の思い出と、にじむようなギターリフが交錯するこの曲。米国と英国、両方の耳に届く絶妙なバランス感覚で、The Killersはオルタナティブの新たな旗手となった。
今日のサウンドは、時代の温度
6月28日という日付が刻んだこの3曲は、ただのヒットソングではない。変わりゆく時代の“気温”を、そのまま記録したような音楽たち。今聴いても、少しだけ空気が変わるかもしれない。
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