6月17日、甦る音景――心に蘇るあの頃のメロディ

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6月17日、甦る音景――心に蘇るあの頃のメロディ

日付にまつわる音楽トリビアは、記憶の鍵をそっと回してくれる。<br>今回は6月17日にまつわる3つの音楽的瞬間を、日本のポップスから世界のヒット曲まで、時代とジャンルをまたいで紹介します。


SEKAI NO OWARI「炎と森のカーニバル」リリース(2014年6月17日)

2014年6月17日、SEKAI NO OWARIがリリースした「炎と森のカーニバル」は、同年春の全国ツアーと連動する形で発表されたシングル。サーカスや絵本の世界を想起させるファンタジックなアレンジと、どこか切なさを含んだメロディが印象的で、ライブでも高い人気を誇る曲です。現実と夢のあいだを行き来するようなその世界観は、日常に少しだけ非日常を与えてくれます。




Bryan Adams「(Everything I Do) I Do It for You」シングル発売(1991年6月17日)

映画『ロビン・フッド/キング・オブ・タイツ』のテーマとして書き下ろされ、1991年6月17日にリリースされたこのパワー・バラードは、世界19カ国で1位を獲得。UKチャートでは16週連続1位という驚異的な記録を打ち立てました。骨太なギターと優しいストリングスが溶け合うサウンドは、90年代の結婚式BGMとしても定番。今聴いても、名バラードとしての輝きはまったく色褪せません。




Selena Gomez & The Scene「Love You Like a Love Song」配信(2011年6月17日)

2011年6月17日、配信開始されたこの曲は、シンセポップとユーロディスコの要素が詰まったキュートかつ中毒性の高いラブソング。サビの繰り返しが頭から離れず、“恋に落ちたときのBGM”として世界中でヒットを記録。MVでは80s感をまとったビジュアルが話題になり、YouTube再生回数は7億回を突破しています。




6月17日の音をポケットに

SEKAI NO OWARIの幻想、Bryan Adamsの真摯な愛、Selena Gomezのポップな恋心――それぞれの曲が、今日という日に寄り添うように響きます。通勤電車でも夜道でも、イヤホンの中で“あの日”がそっと蘇る。音楽が記憶を照らす、そんな6月17日を。

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