7月6日の名曲:I Write Sins・How You Like That・crushcrushcrush

A digital illustration of a summer night outdoor concert festival with stage lights and a cheering crowd – 夏の夜、盛り上がる野外音楽フェスの様子を描いたデジタルイラスト ブログ

① Sia「Chandelier」MV公開(2014年7月10日)

Siaの名を世界に知らしめたバラード「Chandelier」。2014年7月10日に公開されたMVは、天才子役Maddie Zieglerの圧巻のダンスと共に、当時のポップシーンに鮮烈な印象を与えました。アルコール依存や心の葛藤をテーマにしながらも、抽象的かつ美しい映像で昇華させたその世界観は、公開直後から大きな反響を呼び、YouTubeでの再生数は20億回を超えています。

もともとRihannaに提供予定だったというこの曲、Sia本人が歌ったことでシンガーとしての再評価が一気に進み、グラミー賞でも複数ノミネートを果たしました。MVの振付師ライアン・ハフィントンの手腕も再評価され、ポップ・ミュージックにおける「映像演出」の重要性を改めて突きつけた作品でもあります。

② Fall Out Boy「Thnks fr th Mmrs」チャート再浮上(2007年7月10日頃)

2007年の夏、Fall Out Boyの「Thnks fr th Mmrs」が再びチャートを賑わせていたのを覚えていますか?もともと同年3月にリリースされたこの楽曲は、7月の全米テレビ出演やツアー効果で再浮上し、MTVやラジオで再び大量オンエアされる現象が起きました。

特徴的な無声母音タイトル、モンキーたちが監督を務める奇妙なMV、そして何よりエモとポップの絶妙なミックス感。2000年代後半のロック・シーンにおいて、彼らの存在は「ただのバンド」ではなく、「ブランド」になっていたとも言えるでしょう。現代に続くエモ・リバイバルの源流としても重要な位置にある1曲です。

③ Shawn Mendes「Treat You Better」全米Top10入り(2016年7月8日)

2016年7月8日、Shawn Mendesの「Treat You Better」が全米チャートTop10にランクイン。青春の痛みを透明感あふれる歌声で綴ったこのバラードは、当時18歳だったショーンの等身大の姿と重なり、多くのティーン世代の共感を呼びました。

同曲は、彼のセカンドアルバム『Illuminate』の先行シングルとしてリリース。MVではDV(ドメスティック・バイオレンス)をテーマに描くなど、ポップスとしては重めのテーマにも果敢に切り込んでいます。シンプルなギターフレーズとエモーショナルなボーカルで、彼が“ただのアイドル”ではないことを証明した名曲です。

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