Taylor Swiftから始まる夜──7月23日の名曲3選

An upscale restaurant interior with an empty jazz stage overlooking a city skyline at night — 夜景を望む高級レストランの無人ジャズステージ風景 ブログ

導入

真夏の宵、ふとした瞬間に心をさらっていく音楽があります。2020年のこの日、Taylor Swiftが静かに投下した「folklore」は、そんな記憶のひとつ。ほかにも、この(7月23日)という日に誕生した珠玉の楽曲は数知れず。今回は、2000〜2020年のなかから“夏の物語”を連れてきてくれる名曲たちを3つ選びました。

目次

  1. 部屋を満たす静けさ──Taylor Swift「cardigan」
  2. 誘惑と疾走の夏──Demi Lovato「Cool for the Summer」
  3. 炎のステージで踊る夜──The Weeknd「Can’t Feel My Face」

Taylor Swift「cardigan」 (2020年7月23日リリース)

突然発表されたアルバム『folklore』と同時に公開された「cardigan」のMVは、Taylorの内面を静かに映し出すような映像詩。ピアノの旋律と囁くようなボーカル、そして少し湿った森のような演出。夏の夜、エアコンの風が冷たい部屋でひとり再生するのにぴったりです。本人によるセルフディレクションという点でも、2020年以降の彼女の創作姿勢を象徴する1本。

Demi Lovato「Cool for the Summer」 (2015年7月23日MV公開)

MV公開から世界中の夏に火をつけたこの曲。Demiの挑発的なパフォーマンスと、ドライブに合いすぎるビートがとにかく魅力的です。青い水着、ネオンのパーティ、トランポリン……視覚的にも音的にも“夏”のテンプレートをアップデートしてくれた存在。現在もPrideイベントなどで多くのファンに愛され続けています。

The Weeknd「Can’t Feel My Face」 (2015年7月23日MV公開)

スモーキーなステージに現れたThe Weekndが、炎に包まれて踊り出す──そんな衝撃的なMVで知られるこの曲も、2015年7月23日に公開されました。ファンクとポップが融合したサウンドは、Michael Jacksonへのオマージュとも言われ、夏の夜に最も映えるエナジー。グラミー受賞後の代表曲として、今もなおライブで盛り上がる一曲です。

結び

Taylor Swiftの静謐な物語、Demi Lovatoの大胆な夏、The Weekndの熱を帯びた高揚感──すべてが7月23日という日付を起点に、私たちの記憶の一部になっていきます。今年の夏も、何度目かの「はじまりの夜」をあなたのプレイリストに加えてみてください。

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